【2024年7月版】除湿機メーカー5社を比較!

除湿機

除湿機は数多くのメーカーから発売されてます。どこのメーカーにどんなが機種あるのか、自分のニーズに合ったモデルを見つけるためにも、各メーカーの特徴を知る必要があります。

値段機能電気代本体の大きさなど各メーカーによって特徴が様々です。

この記事では現在2024年7月時点で除湿機を発売している主要なメーカー5社の特徴を詳しく解説します。

除湿機の購入を考えている人はこの記事を参考にしてみてください!

除湿機方式の確認

まず、除湿機には3つの種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分のニーズに合ったものを選びましょう。

コンプレッサー式
  • 電気代が安い
  • 気温が高い時期(夏)に効率が良い。
  • 気温が低い時には除湿能力が低下する。
デシカント式(ゼオライト式)
  • 低湿度時でも除湿が可能(冬の使用がおすすめ)
  • 運転音が静かで軽量・小型
  • 電気代が高い
ハイブリッド式
  • コンプレッサー式とデシカント式の能力を併せ持つ
  • 電気代が安く、常に最適な運転をする
  • サイズが大きく、本体の価格が高価

これらは以下の記事にて詳しく説明していますので、よかったら参考にしてみてください。

【除湿機の仕組み】コンプレッサー式とデシカント式
この記事では除湿機の仕組みを詳しく解説しています。どうやって除湿をするのか、コンプレッサー式やデシカント式の除湿機とはどういうものかをみなさんにお伝えします!

おすすめメーカー5社

ここからは除湿機のメーカー5社を紹介しますが、「このメーカーが一番優れている!」というものではありません。除湿機を使用する人のニーズによって一番優れているメーカーも違いますし、メーカーの中でも様々なモデルがあるためです。

また、自分の部屋にはどんな除湿機が合っているかがわからない方は、以下の記事を参考にしてみてください。

【必見!】除湿機の選び方ガイド
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それらを踏まえて早速紹介していきましょう!

コロナ

コロナは多くの種類の除湿機を発売しており、ラインナップの多さが魅力的です。

速乾Wルーバーで部屋干し時間を短縮でき、コップ1杯分の水をいれるだけで、熱交換器を洗浄する機能が搭載されているシリーズ。手軽に除湿ができ、スリムでコンパクト、シンプルで使いやすいシリーズ。消費電力の少ないシリーズ。サーキュレーターと除湿機の2つの機能で衣類を最速で乾燥することができるシリーズなどがあります。

また、衣類乾燥がメインの除湿機は、除湿した水がすぐ溜まってしまわないように、タンクの大きさが大きめに設計してあります。コンパクトサイズの商品も取り扱っているので、一人暮らしの方にもおすすめです。

◯おすすめ商品その1 一人暮らし用

◯おすすめ商品その2 サーキュレーター付タイプ

◯おすすめ商品その3 大容量タイプ

パナソニック

パナソニックは除湿機のメーカーとして人気を集めています。除湿機の特徴としては、なんといってもカビの抑制や脱臭効果がある「ナノイーX」技術を搭載しているところです。空気中の汚れや臭い、ウイルスなどを抑制する効果が期待できます。

また、衣類乾燥の機能が充実していて、「衣類ケアモード」「クローゼットケアモード」といったモードがあったり、2枚の左右独立したルーバーの可動範囲が大きいことから、洗濯物にしっかり風を送ることができ、効果的に乾燥させることができます

除湿方式はデシカント式の除湿機がメインとなりますが、パナソニックは世界で初めてハイブリッド式を開発したメーカーでもあることから、ハイブリッド式のモデルも人気がとても高いです。一年を通して使用できるので、幅広く除湿機を探している方におすすめです。

最後にパナソニックは新しい除湿方式である「エコ・ハイブリッド」方式を2024年5月に発表しました。従来のハイブリッド方式と比較して約1/3の消費電力で運転ができるため、日々の電気代を大きく節約することができます。

◯おすすめ商品その1 軽量コンパクトタイプ

◯おすすめ商品その2 パワフルタイプ

◯おすすめ商品その3 注目のエコ・ハイブリッド式

シャープ

シャープはすべての除湿機において、独自技術である「プラズマクラスター」を搭載しています。衣類を除湿機で乾燥させながら、プラズマクラスターによって生乾き臭も防ぐことができます。ハイクラスモデルに搭載された「プラズマクラスター25000」は、1立方センチメートルあたり25,000個という高いイオン濃度が特長です。

また、本体にホースをつないでお風呂場などに直接排水することで、長時間運転の対応も可能です。

サイズもスリムで細長いフォルムをしており、メンテナンス性も高く、とても使い勝手が良い上に、重量も軽いものが多く、気軽に除湿機を使いたい方にも好評です。

◯おすすめ商品その1 一年中パワフル

◯おすすめ商品その2 軽量コンパクトタイプ

◯おすすめ商品その3 冬用コンパクトタイプ

アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマは、手頃な価格で品質の良い製品を提供してくれます。除湿の範囲やオプション機能、予算などに合わせて多くのモデルが展開されています。

サーキュレーターを搭載した送風がパワフルなモデルや、最大適応畳数が100畳以上というハイパワーモデルなど、バリエーションがとても豊かです。また、内部乾燥機能やエコモードを備えた機種もあり、さまざまな除湿機ニーズに応えられるモデルがそろっています

コンプレッサー式・デシカント式の製品が多く、どの製品も除湿能力が高く、価格が安いのが特徴。他のメーカーと比較してみても1.5倍〜2倍程度も価格が抑えられていることがあり、アイリスオーヤマはコスパ重視で除湿機を選びたい方はおすすめです。

◯おすすめ商品その1 コスパ最強タイプ

◯おすすめ商品その2 コンパクトタイプ

◯おすすめ商品その3 サーキュレーター付タイプ

三菱

濡れている場所を自動で見つけてくれる「部屋干しおまかせムーブアイ」は三菱独自の技術で無駄なく衣類の乾燥をすることができます。上下は160度まで、左右は180cmのワイドな送風で、洗濯物をたくさん干しても端から端までしっかり風を当てられるモデルもあり、干したい物、場所に合わせてしっかり乾かすことができます。

最上位モデルの「おまかせ霜取」という機能は、通常であればコンプレッサー式は冬に除湿能力が低下すると言われますが、熱交換器の霜取りをすることで、室温1℃からでも除湿することが可能です。

数多くのモードや高性能なコンプレッサー式の除湿機が多いですが、価格としては高価な傾向があるため、除湿能力を重視する方におすすめです。

◯おすすめ商品その1 ハイパワータイプ

◯おすすめ商品その2 おまかせムーブアイ搭載タイプ

◯おすすめ商品その3 高性能空清脱臭除湿タイプ

その他おすすめな除湿機メーカー

「山善」

山善の除湿機はコンプレッサー式がメインです。ボタン配置がわかりやすく、操作が簡単でシンプルな点が特徴です。また、見た目に関してもシンプルでお洒落です。価格面ですが、安くコスパに優れたモデルが多いところも大きな特徴です。

「ダイキン」

ダイキンは除湿機単体としての製品のラインナップはなく、除湿・加湿・空気清浄一体型のモデルがあります。サイズは大きく、価格も少し高めではありますが、これ一つあれば一年中家の中を快適な空間にすることができるため、除湿機、加湿器、空気清浄機をそれぞれ個別で買うのが面倒だという方にはおすすめです。

まとめ

今回は除湿機のおすすめメーカー5社を紹介しました。

各メーカーの性能を表にまとめてみたので確認してみてください。

コロナパナソニックシャープアイリスオーヤマ      三菱
除湿性能     
価格
多機能性
空気清浄機能××
機種数
見た目
消費電力
特徴低価格
シンプルデザイン

大容量タンク
ハイブリッド式がおすすめ
ナノイーX搭載
プラズマクラスター搭載
スリムで軽量
見た目よし
低価格
除湿能力高め
種類豊富
多機能(おまかせムーブアイなど)高い除湿能力

メーカーごとにどのような方におすすめかをまとめると次の通りとなります。

  • コロナ      ・・・ 商品のラインナップが多い。一人暮らしにおすすめ
  • パナソニック   ・・・ 人気メーカー。注目のエコ・ハイブリッド方式で省エネ
  • シャープ     ・・・ プラズマクラスター搭載。気軽に購入したい方にもおすすめ
  • アイリスオーヤマ ・・・ 豊富なバリエーション。コスパ重視の方におすすめ
  • 三菱       ・・・ 価格は高価だが、確かな能力と様々な高性能な機能

補足情報として、シャープのプラズマクラスターや、パナソニックのナノイーXといったイオン機能を搭載したモデルは、スーツのような手軽に洗えない衣類の消臭におすすめです!

また、安価な中国製のブランドなどは除湿能力が落ちる可能性があるので、注意して購入する必要があります。今回紹介した5つのメーカーは国内有名メーカーなので、品質も保証に関しても安心して購入することができます!

以上がまとめとなります。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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