【必見!】除湿機の選び方ガイド

除湿機

みなさんは除湿機選びに迷っていませんか?

除湿機を選ぶ際にはいくつかの重要なポイントがあります。

本記事では「除湿機の選び方」について解説していきます。

この記事を読めば除湿機の選び方に不安がある方でも、自分の部屋にあった最適な除湿機を選ぶ事ができるはずです!

 

選び方ガイド

除湿機を選ぶ際に重要なことを7つ紹介します。

 

部屋のサイズを確認する

まずは部屋の広さに応じた除湿機を選ぶことが重要です。除湿機の能力は「除湿能力(L/日)」で表されますが、これは1日に何リットルの水分を除去できるかを示しています。

一日当たりの除湿量面積(木造)面積(RC造)
4.5~6.3L6~8畳13~16畳
6.3~8.0L8~10畳16~20畳
8.0~11.0L10~14畳20~28畳
11.0~13.0L14~23畳28~45畳
気密性や断熱性の違いにより、木造と鉄筋コンクリート造で除湿量の適応上数が異なります。

この表を参考に除湿機の能力を選定しましょう!

また、衣類乾燥を主な目的として使用する場合は、適応上数以上の除湿能力が必要となります。特に湿気が気になる方や素早い除湿を求める方は、使用する環境を上回る除湿能力のものを選んでも良いでしょう。

部屋が広い場合は、複数の除湿機を設置することも検討しましょう。または部屋が複数ある場合はキャスター付きのものであれば、滞在する部屋ごとに移動して使用できるので便利ですね。

 

除湿方式を決定する

除湿機には3つの種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分のニーズに合ったものを選びましょう。

コンプレッサー式
  • 電気代が安い
  • 気温が高い時期(夏)に効率が良い。
  • 気温が低い時には除湿能力が低下する。
デシカント式(ゼオライト式)
  • 低湿度時でも除湿が可能(冬の使用がおすすめ)
  • 運転音が静かで軽量・小型
  • 電気代が高い
ハイブリッド式
  • コンプレッサー式とデシカント式の能力を併せ持つ
  • 電気代が安く、常に最適な運転をする
  • サイズが大きく、本体の価格が高価

これらは以下の記事にて詳しく説明していますので、よかったら参考にしてみてください。

【除湿機の仕組み】コンプレッサー式とデシカント式
この記事では除湿機の仕組みを詳しく解説しています。どうやって除湿をするのか、コンプレッサー式やデシカント式の除湿機とはどういうものかをみなさんにお伝えします!

 

追加機能を確認する

除湿機には除湿以外にもさまざまな便利機能があります。みなさんの要望に合わせて、必要な機能をチェックしましょう。

衣類乾燥機能

室内干しの衣類を効率的に乾かすモード。洗濯物に直接風をあてるための送風機能がついています。風向きを上下左右に調節できるモデルなら、本体の場所を動かさなくても、効率的に洗濯物に風をあてることが可能です。

空気清浄機能

空気中のホコリや花粉も除去できる機能。みなさんもご存じ、パナソニックのナノイーや、シャープのプラズマクラスターなどの空気清浄機の機能が、そのまま除湿機に搭載されているというイメージです。

タイマー機能

除湿機のオンオフを自動で設定できる機能。あらかじめ運転する時間を決めてセットしておけば、外出時や就寝時などに自動で停止させることができ、電気代を節約することができます。

●静音機能

夜間や静かな環境で使用する際に便利な機能。寝室で使用する場合、目安として35dB(デシベル)以下で運転可能なモデルをおすすめします。

●キャスター付き

除湿機は、エアコンのように各部屋に一台ずつ置いて一日中動作させるという家電ではないため、都度、除湿が必要な部屋に運んで、使用するのが効率的です。キャスター付きであれば、簡単に部屋間を移動できます。

 

タンク容量を確認する

タンク容量が小さいと、頻繁に水を捨てる必要があり手間がかかります。

除湿機は水タンクが満水になると自動で除湿を停止してしまうので、注意が必要です。使用する場所や頻度に応じて適切な容量を選びましょう。

また、除湿能力が高いほど除湿した水を溜めるタンクの容量も大きくなります。湿度の高い季節や洗濯物をたくさん干す場合でも満水になりにくいので、水を捨てる回数が減らしたい人や、長時間稼働させたい人は容量の大きなタンクを備えた製品を選ぶといいでしょう。

●小型タンク(2L以下)・・・小まめな水捨てが苦にならない場合や、頻繁に使用しない場合。

●中型タンク(2~4L)・・・標準的な使用頻度の場合。

●大型タンク(4L以上)・・・長時間連続で使用する場合や、手間をかけたくない場合。

 

電気代を考慮する

長時間使用することが多い除湿機は、かかる電気代も重要な選定要素です。省エネ性能が高いモデルを選ぶことで、ランニングコストを抑えることができます。各メーカーの機種ごとに消費電力が表示されていますので、確認してみてください。

コンプレッサー式の方が一般的に電気代は安くなります。ただし、冬をメインに除湿したいという方はデシカント式も検討の余地はあります。ハイブリッド式は適宜最適な除湿方式で除湿してくれるので、購入価格は高くなってしまいますが、電気代は最も安くすることができます。

以下の記事に除湿機にかかる電気代について詳しく説明していますので、よかったら参考にご覧になってください。

知らないと損!?除湿機にかかる電気代とは
この記事では除湿機にかかる電気代について詳しく説明しています。除湿機の種類やエアコンを使用した場合などの電気代の比較をし、最適な電気代となる除湿機の使用方法をみなさんにお伝えします!

 

デザインとサイズ

設置する場所に合ったデザインやサイズも考慮しましょう。

エアコンと違って除湿機は床置きする製品ですので、頻繁に視界に入ります。見た目も購入前から確認していたほうがいいですね。また、本体の大きさにも気を配りましょう。高機能なものがいいからと言ってむやみに買ってしまうと、置き場所に収まらない可能性も出てきますので、事前のサイズ確認なども重要です。

 

口コミやレビューを確認する

実際に使用している人の口コミやレビューをチェックすることで、製品の実際の性能や使い勝手を知ることができます。特に、同じような環境で使っている人の意見は参考になります。

どの製品にも言えますが、優れた製品はどれも口コミの評価が高い傾向があります。そのため、除湿機を購入するときは、まず口コミをチェックしましょう。

実際に投稿されている口コミを確認していけば、自分に適した製品かどうかわかってくるはずです

これらのポイントを抑えることで、自分のニーズにあった除湿機を選ぶことができるでしょう。

 

まとめ

今回は適切な除湿機を選ぶためのポイントを解説しました。

今回の記事をまとめると次の通りです。

  1. 部屋のサイズを確認する
  2. 除湿方式を確認する
  3. 追加機能を確認する
  4. タンク容量を確認する
  5. 電気代を考慮する
  6. デザインとサイズを考慮する
  7. 口コミやレビューを確認する

以上がまとめとなります。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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