冬の乾燥対策!2024年おすすめ加湿器

加湿器

空気が乾燥する冬の時期は、乾燥対策として加湿器を使っている人も多いと思います。

そこで今回は、2024年12月現在の最新おすすめ加湿器を紹介していきます。

また、加湿器についてたくさんの知識も解説していきますので、しっかり加湿器のことを理解したうえで、加湿器の購入を考えている人や、自宅の加湿器を買い替えようと思っている人にとって参考になればと思います。

 

なぜ加湿をするのか

乾燥にはどんな影響があるのか、また、正しく加湿をする際の注意点について紹介します。

 

乾燥による影響を防ぐ

空気が乾燥すると、

①肌荒れがおこる
②静電気の発生
③感染症にかかりやすくなる
④体感温度が下がる
⑤火災が発生しやすくなる

などの悪影響があります。

特に冬に風邪を引きやすい理由は、ウイルスは乾燥している環境にあると活性化するのに対し、呼吸器系の粘膜の免疫機能は乾燥すると低下してしまいます。

そのため、乾燥した空気環境を改善し、ウイルスを抑制し免疫機能を高める環境を作ることが重要です。

そんなときには加湿器の使用がとても効果的です!

 

加湿は湿度40~60%の範囲が効果的

冬は乾燥すると室内でも湿度が20%や30%になることはよくあります。ただ、湿度が何%だったら乾燥しているかということが分からないと、加湿器をうまく使えません。

結論は、湿度は40~60%の範囲に収めるようにしましょう。

湿度の適性範囲

湿度が40%以下だとそれはもう空気が乾燥しているということであり、いろいろな悪影響が出始める頃です。

ただし、湿度を上げすぎて60%以上になってしまうと、逆に不快感が増し、カビやダニの発生といった別の悪影響も発生してしまうので注意しましょう。

これらは以下の記事で詳しく解説していますので、もしよかったら見てみてください。

 

加湿方式は何があるのか

加湿器を選ぶ際に知っておかなければならないことで、加湿方式の違いがあります。

加湿方式は全部で4種類あり、それぞれ特徴が違うのでよく理解しなければなりません。

 

スチーム式

スチーム式

スチーム式は水を沸騰させて加湿を行うので、カビや雑菌の繁殖のリスクがほかの方式と比べて格段に少なく、シンプルな構造なのでお手入れが簡単です。

また、加湿のスピードも速くパワフルなことも利点のひとつです。

ただし、消費電力に関しては水を沸騰させて加湿を行うため、ほかのどの方式よりも電気代がかかってしまいます

また、本体や吹き出し口から出る水蒸気が熱くなるため、小さい子どもやペットがいる家庭は注意が必要です。

 

超音波式

超音波式

超音波式は水を振動させてミストを発生させて加湿する方式です

本体の価格は比較的安く、シンプルな構造で加湿できるためデザイン性が高いことが特徴です。

超音波でミストにするための消費電力はとても少ないので、あまり電気代がかからないこともメリットのひとつです。

また、コンパクトな大きさにすることもできるので、部屋に圧迫感なく、インテリア性を重視して加湿器を設置することができます。

デメリットとしては、カビや雑菌が繁殖しやすく、タンクやフィルターなどの手入れを怠ると健康を害してしまう恐れがあります。

また、加湿の性能もほかの方式と比べて若干劣ります。

 

気化式

気化式

気化式はフィルターに浸透させた水分を、ファンの風をあてて気体として放出させる加湿方式です。

消費電力もほとんどファンの運転のためだけなので、電気代としてはほかのどの方式よりも一番安く抑えることができます。

蒸気やミストを放出しない方式なので、加湿の性能も高い方式です。

デメリットとしては、部屋全体を加湿するスピードが遅いことがあげられます。

また、本体の価格は多少高めなことと、水タンクやフィルターに雑菌やカビが発生しやすいため、定期的なお手入れをしなければならないことに注意しましょう。

 

ハイブリッド式

ハイブリッド式はスチーム式と超音波式を組み合わせた「加熱超音波式」と、スチーム式と気化式を組み合わせた「加熱気化式」の2種類があります。

ほかの方式と比べて効率的に加湿できますが、本体の価格が高めです。

しかし初期費用さえ目をつぶれば、高い加湿能力と少ない消費電力で加湿することができます。

 

加湿方式については、以下の記事で詳しく解説していますので、もしよかったら見てみてください。

 

加湿器の正しい設置場所は

加湿器は正しい場所へ設置しないと効果が最大限発揮できません。加湿器が効果的に運転できる場所と、置いてはいけない場所をそれぞれ紹介します。

 

◯正しい設置場所

①部屋の中央
②エアコンの吸入口付近
③サーキュレーターの横
④デスクの上

正しい設置場所は4つありますが、部屋の間取りや家具の配置など、人によって部屋の環境は違ってくるので自分に合った設置場所を見つけることが重要です。

 

×置いてはいけない場所

①家具や家電の近く
②床の上(低い位置)
③出入口や換気扇の近く
④壁や窓際、カーテン付近
⑤エアコンの対面の壁
⑥書類や本の近く

置いてはいけない場所は6つあります。加湿の効果が減少してしまったり、周りに悪影響が出てしまう可能性があるので、極力今紹介した6つの場所は避けるようにしましょう。

 

これらは以下の記事で詳しく解説していますので、もしよかったら見てみてください。

 

加湿器のお手入れの方法

加湿器はお手入れすることは必須です。正しくお手入れしないと雑菌やカビが繁殖し、健康に悪影響を与えてしまうことがあります。

 

なぜお手入れが必要なのか

メンテナンス

加湿器は性質上、水を常に本体の中に溜めておいて、それを空気中に放出させることによって加湿をします。

そのため、給水タンク内のお手入れをしないとそこからカビや雑菌が繁殖し、それが空気中に放出されることで、健康被害がもたらされてしまいます。

ほかにもお手入れを放置すると、水垢が発生したり、ホコリが溜まったりして目詰まりを起こしてしまいます。

そうすると、嫌な臭いや加湿器の能力が低下してしまうことにつながります。

 

お手入れの方法

加湿方式によってお手入れのやり方は少し変わってくるのですが、基本的に給水タンクの水は毎日交換しましょう。その際は、市販の飲料水や浄水器の水は使わず、必ず水道水で給水してください。

加湿タンク

給水タンクやフィルターは特に汚れやすいので、定期的にお手入れする必要があります。スポンジや歯ブラシなどを使って汚れを確実に落としましょう。

万が一水垢やカビが発生してしまったときは、クエン酸を使用すると簡単に落とせるようになります。クエン酸でも落ちない場合は、重曹をぬるま湯に溶かしてパーツを浸けこむことで、きれいに汚れを落とすことができます。

 

これらは以下の記事で詳しく解説していますので、もしよかったら見てみてください。

 

最新おすすめ加湿器

ここからは、2024年12月時点のおすすめ加湿器を紹介します。

もちろん人によって、機能性重視をする人、加湿方式を重視する人、コスパを重視する人など、加湿器に求めるものは違ってくるものです。

その中でランキングをつけるのは少し難しいところがあるので、おすすめ加湿器を紹介という形で順位はつけていません。

この中から自分に合った理想の加湿器が見つかることができれば幸いです。

 

1. シャープ ハイブリッド式加湿器 HV-T75

シャープのこの加湿器はハイブリッド式のモデルであり、空気清浄の技術である「プラズマクラスター」を搭載しています。

加湿器の本体上部に注ぎ口がついており、給水タンクを取り外して洗面所や台所で給水するという手間がなく、日々の給水が楽にできるような構造となっています。

また、お手入れの点でも工夫があり、給水タンクは蓋がない形状なので、スポンジを持った手でタンク内を簡単に掃除することができます。

加湿器を使う際に避けては通れない日々の給水や、定期的なお手入れの手間を少なくしてくれます。

価格はやや高めですが、加湿器の給水・お手入れがしやすく、プラズマクラスターの空気清浄や、自動加湿機能、給水タイミングの通知など、加湿以外の機能も豊富なシャープの加湿器は非常に魅力的です。

 

2. パナソニック 気化式加湿器 FE-KXY07

パナソニックのこの加湿器は、消費電力の少ない気化式に加えて、DCモーターを搭載したことで、パワフルにかつ、電気代も安く部屋を加湿することができます。

また、こちらはナノイー搭載のタイプなので加湿時に肌の水分量を増やすことができ、潤いを与えてくれます。また、加湿フィルターも清潔に保つことができるので、雑菌やカビが繫殖するのを抑えてくれます。

電気代に関しては、1日8時間毎日使用した場合の月の電気代が、たった約55円程度に抑えられることができ、ほかのメーカーの加湿器と比較しても圧倒的に安くなります。

本体価格はやはり約2万円程度となってしまいますが、ランニングコストが最も少なく抑えられ、さらに様々な便利機能やナノイーも搭載しているこの加湿器は、非常にコスパの良い加湿器としておすすめできます。

 

3. 象印 スチーム式加湿器 EE-TA60

象印のこの加湿器はスチーム式のモデルであり、お手入れする頻度が非常に少なくすみます。ほぼお手入れ不要と言ってしまっても過言ではありません。

スチーム式なので、常に水を沸騰させているため雑菌やカビが繁殖することもほとんどなく、非常にパワフルに加湿することができます。

室温も上昇させることができるので、冬の寒くて乾燥している部屋の加湿にぴったりです。

ただし、電気代が高くなってしまうことがデメリットとしてあげられます。

スチーム式はほかの気化式や超音波式と比較すると、消費電力が2倍以上かかってしまいます。

電気代は高くてもいいから、パワフルにお手入れが簡単で常に加湿器を清潔に保っていたいという人におすすめできる加湿器です。

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4. ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HD-LXC1000C

ダイニチのこの加湿器は、ハイブリッド式である加熱気化式の加湿器であり、広い部屋の加湿にも向いており、パワフルで素早い加湿をすることができます。

また、お手入れのしやすさも魅力です。トレーのお手入れは、カンタン取り換えトレイカバーを1シーズン使用したら使い捨てるだけで、文字通り簡単にカバーのお手入れをすることができます。

給水タンクは給水口が広いので、手を入れてタンクの中までしっかり掃除することができます。お手入れのタイミングになったらサインで知らせてくれる機能もあるので、忘れがちなタンク掃除を見逃しません。

本体価格が少し高めではありますが、加湿性能や機能性、メンテナンス性、国内生産による安心、安全性はとても高いため、それらを重視する方にとってはおすすめの加湿器です。

 

5. アイリスオーヤマ 超音波式加湿器 UHM-280S

アイリスオーヤマはスチーム式、超音波式、気化式、ハイブリッド式と、すべての加湿方式の加湿器が展開しています。

その中でもこの超音波式の加湿器は、デザイン性の面でとても魅力的です。また、カラーバリエーションが豊富にあるため、どこに置いてもインテリアにマッチします。

本体価格も4,000円程度と低めなところも魅力で、一人暮らしの方や、限られた予算の中で性能や機能ではなく、コスパやデザイン性を重視する方にとっては最もおすすめの加湿器です。

 

空気清浄機と一体型の加湿器もチェック

加湿器の中には、空気清浄機と一体となった製品もあります。

一体型となることで2台置くよりも省スペースで使用できたり、消費電力を少なくできたり、1台分の購入費用で済んだりと多くのメリットがあります。

デメリットとしては、本体のサイズが大きくなることや、加湿方式が限られたり、性能が弱まってしまうことがあります。

 

これらは以下の記事で詳しく解説していますので、もしよかったら見てみてください。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

みなさんが理想とする加湿器が見つかりましたか?

以下のリンクからメーカー別に紹介しているおすすめの加湿器の記事も見る事もできます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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