今回はパナソニックの加湿器の特徴を解説します。
パナソニックの加湿器はシャープの「プラズマクラスター」と並んで有名な「ナノイー」の技術が搭載されている加湿器もあります。
パナソニックは主に気化式の加湿器しか展開していませんが、これまで築き上げてきた技術力を元に、他のどのメーカーの気化式加湿器と比べても高い性能を発揮します。
加湿器メーカーの中でのシェアは、第1位は「ダイニチ」ですが、パナソニックはそれに次ぐ第2位として位置づけられています。
数多くのパナソニック独自の性能が加湿器に付与されていますので、ぜひチェックしてみてください!
パナソニックとは
ほとんどの人が知っていると思いますが、一応パナソニックについて紹介します。
パナソニックは松下幸之助が大手総合電機メーカーの松下電器株式会社を立ち上げ、2008年に社名を「パナソニック」に変更して生まれました。
今では知らない人はいないとも言える有名な大手電機メーカーで、エアコン、洗濯機などの白物家電や、照明器具、配線器具、B2B向けの空調事業などの分野に重点を置いています。
数多くの製品を製造しているパナソニックですが、そのひとつに加湿器も含まれています。
パナソニックの加湿器の特徴
パナソニックの加湿器は気化式を採用しています。
気化式は元々ほかのスチーム式や超音波式と比べて、加湿能力が劣ってしまうことと、運転音やサイズの大きさが欠点でした。
しかしパナソニックは電力を効率的に変換できるDCモーターを使用することで、モーターがパワフルな能力を発揮することが可能となりました。さらに長年培ってきた自社の技術を元に、加湿器の能力向上のために様々な工夫が加えられています。
それにより、気化式にも関わらず運転音が静かなうえ、本体も小さなサイズを実現。気化式の特徴である消費電力の低さは損なわずに、安全で高性能な加湿器となっています。
ほかにも、フィルターの交換が約10年間不要で、水洗いをするだけで汚れがしっかり落ちる素材で作られていて、何度洗ってもヘタレない丈夫な素材で作られています。フィルター交換の手間がほとんどないのは楽で経済的です。
デメリットに関しては、価格が少し高めということがありますが、性能や機能面、電気代などを考慮すると、少し高価でもコスパは良い方だと言えます。
また、気化式はファンを使って加湿を行う方式なので、DCモーターを使用した静音でパワフルな運転ができますが、それでもやはりほかの方式と比べると運転音は気になります。
パナソニックの加湿器は、広いリビングでパワフルで効率的に、かつ電気代を抑えて使いたい人にとてもおすすめです。
おすすめのモデル
パナソニックの加湿器には「ナノイー」が搭載されたモデルがあります。ナノイーとはナノサイズの微粒子イオンのことで、アレル物質やウイルス、菌を抑制したり、脱臭効果や美肌・美髪効果が期待できます。
ナノイーが搭載されたモデルは肌の水分量やうるおいスピードアップが見込めるので、肌の乾燥対策の向上につながり、また、フィルターを清潔にする機能もついているので雑菌の繁殖も抑制することができます。
それも踏まえて、おすすめの加湿器のモデルを紹介します。
FE-KXF15 広いリビングもしっかり加湿。大容量タイプ 木造25畳
型番 | FE-KXF15 |
加湿方式 | 気化式 |
定格加湿能力 | 1,500 mL/h |
適用床面積 | 木造25畳/プレハブ洋室42畳 |
消費電力(強/中/弱) | 47 W / 18 W / 12 W |
参考価格 | 75,570円 |
加湿可能な面積は最大42畳に対応した大容量モデルの加湿器です。広いリビングだけではなく、学校や店舗、オフィスにも使えるほどパワフルで大容量です。
しかし高さは41cmとコンパクトな作りになっているので、リビングの置いてもあまり目立たないことがポイント。薄型なので壁にぴったりくっつけることで圧迫感を感じません。
DCモーターを搭載しているため、比較的電気代を安く抑えて使用することができ、一日8時間使用した場合、1カ月で約343円と経済的です。
「静かモード」ならば、湿度を40%を目標に加湿を行い、ささやき声より静かな25dB以下で運転することができます。
ナノイーも搭載されているので、肌のうるおい効果も期待できます。
広い部屋をパワフルかつ省エネで加湿したい人におすすめです。
FE-KXY07/FE-KXY05 一般的な広さのリビングに最適。中小容量タイプ 木造19/14畳
型番 | FE-KXY07 | FE-KXY05 |
加湿方式 | 気化式 | 気化式 |
定格加湿能力 | 700 mL/h | 500 mL/h |
適用床面積 | 木造12畳/プレハブ洋室19畳 | 木造8.5畳/プレハブ洋室14畳 |
消費電力(強/中/弱) | 14 W / 8 W / 5.5 W | 8 W / 6.5 W / 5.5 W |
参考価格 | 26,885円 | 25,410円 |
中小容量モデルの加湿器で、木造の場合は12畳のタイプか8.5畳のタイプかを選ぶことができます。
壁にぴったりくっつけて使用することができ、コンパクト設計のため、部屋の中で邪魔になりにくいところもポイントです。
DCモーターを搭載しているため、DCモーターがファンの回転数を高め、うるおいを含んだ風をパワフルに部屋中に送り出します。
気化式は部屋の湿度が高い時は、周りの水分が多いので気化しにくく、湿度が低い時は、周りの水分が少ないので気化しやすいという特性を持っているので、自動的に加湿を調節することができる方式となっており、加湿性能が高く効率的に加湿をすることができます
運転モードも「お急ぎモード」「強モード」「おまかせモード」「のど・肌モード」と種類が多いので、お部屋の状況に合わせて加湿をすることができます。
ナノイーも搭載されているので、肌の水分量をアップさせることも期待でき、フィルター清潔モードでは、加湿フィルターを清潔に保ち、菌の繁殖や加湿能力の低下を抑えることができます。
一般的な広さのリビングを加湿したい人におすすめです。
FE-KFY07 パナソニックのスタンダードモデル。中小容量タイプ 木造12畳
型番 | FE-KFY07 |
加湿方式 | 気化式 |
定格加湿能力 | 800 mL/h |
適用床面積 | 木造12畳/プレハブ洋室19畳 |
消費電力(強/中/弱) | 11 W / 6 W / 3.5 W |
参考価格 | 25,135円 |
このモデルは先程の中小容量モデルと同様のスペックですが、ナノイーが搭載されていません。
その分だけ価格を抑えることができるので、ナノイーがなくても良いからなるべく価格を抑えたいという方にはこちらの加湿器がおすすめです。
ただ、ナノイーがなくてもイオン除菌ユニットによって加湿する水を除菌することができます。電気を使わずに交換も不要なので、お手入れの手間がかからず清潔に使うことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
パナソニックはナノイーを搭載した気化式の加湿器が特徴です。
様々な部屋の広さにも対応でき、ナノイーによって加湿の効果をさらに高め、清潔に保ちながら加湿することができるため、そのような加湿器をお探しの方はぜひパナソニックの加湿器の購入をおすすめします。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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