今回はシャープの加湿器の特徴を解説します。
シャープと言えばやはり「プラズマクラスター」が有名ですよね。もちろん加湿器にもプラズマクラスター技術が搭載され、空気を清潔に保ちながら加湿できることが大きな特徴です。
シャープが販売する加湿器は、気化式とスチーム式をあわせた「ハイブリッド式」の加湿器がメインとなっています。
加湿器メーカーの中でも人気が高いシャープですが、そのほかにもいろいろな特徴があるのでぜひチェックしてみてください。
シャープとは
シャープは1912年に設立した金属加工業の会社が、1970年にブランドとして使われていた「シャープ株式会社」に社名変更して生まれました。
多方面に製品を製造・販売しており、テレビやパソコン、ビデオカメラ、スマホ、家電など、どこか身近を探せばすぐにシャープの製品が見つかります。
その中でも空気清浄効果の「プラズマクラスター」は、空気清浄機界隈では一番有名ともいえるほど認知された独自技術が使われています。
シャープが販売する空気清浄機、加湿器、除湿機には、このプラズマクラスター技術が搭載されている製品がたくさんあります。
シャープの加湿器の特徴
前述している通り、シャープは空気清浄機に搭載されているプラズマクラスター技術を開発していたため、空気をきれいにする技術は高いものを持っています。そのため、空気清浄機以外にも加湿器や除湿機などにこの技術を応用し、きれいな空気環境を作り上げるための製品を多く販売しています。
ただし、加湿器単体では空気清浄機の機能は持ち合わせていないため、部屋の中の空気を吸い込んで、高性能なフィルターを通して空気をきれいにするわけではなく、あくまでプラズマクラスターを発生させているだけです。
もし加湿器と空気清浄機の一体型のモデルが気になっている方は、以下の記事にて加湿空気清浄機のメリット・デメリットを解説していますので、よかったら見てみてください。
加湿方式は電気代があまりかからない気化式をベースに、スチーム式と組み合わせたハイブリッド方式(加熱気化式)がメインの加湿器が多くラインナップされています。
加湿方式について詳しく知りたい方は、以下の記事にて解説していますのでよかったら参考にしてみてください。
デザインはスタイリッシュな印象を感じさせ、どのモデルも統一感があるものが多く、違う型番でも見た目が同じような形状になっています。
加湿器の性能としては、ハイブリッド方式で常に高い性能の加湿を行うことができ、湿度センサーによって最適な湿度を保つように自動で調節してくれます。さらに静音設計なので、使用中の運転音を抑えてくれるので、夜間や静かな空間でも使用することができます。
価格は若干高めですが、高い加湿性能とプラズマクラスター技術が搭載されていることで、ユーザーからの評価はとても高いです。
おすすめのモデル
シャープのおすすめの加湿器のモデルを紹介します。
基本的に「プラズマクラスター」が搭載されているので、他の加湿器と比べて清潔を保ちやすいです。
HV-R120 広いお部屋もしっかり加湿。大容量タイプ 木造20畳
型番 | HV-R120 |
加湿方式 | ハイブリッド式 |
定格加湿能力 | 1,200 mL/h |
適用床面積 | 木造20畳/プレハブ洋室33畳 |
消費電力(静音運転時) | 735 W(15 W) |
参考価格 | 35,200円 |
大容量の加湿運転で大きな空間もパワフルに潤すことができます。
給水方法は2種類あり、たっぷりの水を上から注ぐことができる形状となっており、わざわざ給水タンクを流しに持っていく必要がなく、簡単に給水することができます。
もう1つは従来通りの方法で、家具の引き出しのように給水タンクを出し入れすることができ、大容量なので一度満水まで給水すると連続で約22時間も加湿することができます。
シャープ製品の特徴でもあるプラズマクラスターは、この加湿器にはプラズマクラスター25000という1つ上のグレードの技術が搭載されています。加湿でウイルスや菌の繁殖を抑えながら、プラズマクラスターとの併用によりさらに清潔で健康な暮らしをサポートできます。
お手入れも一般的な気化式の加湿器に比べて簡単で、水の通り道となるパーツは手軽に取り外しができ、全て丸洗いが可能です。
専用ボタンを押すと、約90分で加湿フィルターを自動で温風乾燥。シーズンオフには、清潔な状態で保管できます。
加湿用の水は、トレーの中のヌメリやニオイの元となる水中の菌を抑制することができるAg+イオンカートリッジを使用することで、きれいを持続させることができます。
広い部屋を清潔に加湿したいという方におすすめです。
HV-T75/ HV-T55 選べる給水方式&清潔設計。スタンダードタイプ 木造12.5畳/9畳
型番 | HV-T75 | HV-T55 |
加湿方式 | ハイブリッド式 | ハイブリッド式 |
定格加湿能力 | 750 mL/h | 550 mL/h |
適用床面積 | 木造12.5畳/プレハブ洋室21畳 | 木造9畳/プレハブ洋室15畳 |
消費電力(静音運転時) | 335 W(12 W) | 190 W(12 W) |
参考価格 | 25,441円 | 26,553円 |
一般的な部屋の大きさを加湿したいという方にはこちらのモデルがおすすめ。12.5畳と9畳のタイプが選べます。
給水は同じく2つの方法があり、上から直接給水する方法と、取手付きの給水タンクで一度にたくさん給水する方法が選べます。状況によって使い分けることができるのはとても便利です。
上から給水する場合でも、操作パネルの水位表示ランプから推移を確認することができ、満水近くなると音で知らせてくれます。タンクも半透明なので水の量が簡単に確認することができます。
ボタン操作などで手や指がよくふれる操作部は抗菌加工されており、プラズマクラスターも搭載してあることから、清潔を保ちながら安心して使用することができます。
吹出口と給水タンクを取り外すことで、タオルを中に通せるようになっており、中までしっかりと水分や汚れを拭き取ることができます。
エコモードにすることで、ヒーターレスで省エネ加湿でき、電気代を約90%も削減することができ、省エネにつながります。
サイズは幅が約27cmなので、ほぼA4サイズの紙と同じ面積で設置が可能です。寝室や書斎など、少し狭めの部屋でもコンパクトに設置できます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
シャープはプラズマクラスターを搭載したハイブリッド式の加湿器が特徴です。
空気をきれいにしながら加湿できる、ハイブリッド式(気化式+加熱式)の加湿器をお探しの方はぜひシャープの加湿器の購入をおすすめします。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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