除湿機のメンテナンス方法と長持ちさせるコツ!

除湿機

除湿機を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。大げさに言ってしまうと、メンテナンスを怠ることで逆に部屋の空気環境を悪化させてしまうことになりかねません。

みなさんもこのように思っている方もいると思います。

  • メンテナンスってどういうことをすればいいの?
  • すこしでも長持ちさせてできるだけ長く使い続けたい
  • 長持ちさせるコツを教えてほしい

本記事では「除湿機の基本的なメンテナンス方法と長持ちさせるためのコツ」を詳しく解説していきます。

この記事を読めば、きっと除湿機を長く安全に使い続けることができるはずです!

除湿機

除湿機のメンテナンス方法

まずは除湿機のメンテナンス方法を4つ説明します。

フィルターの掃除

フィルター掃除

フィルターは空気中のホコリやゴミを取り除く重要なパーツです。汚れたフィルターは除湿機の効率を下げ、故障の原因にもなります。

除湿機の使用する状況にもよりますが、掃除の頻度は1〜2週間に一度が理想です。最低でも1ヶ月に一度は必ずメンテナンスするようにしましょう。

掃除の方法ですが、各メーカーの説明書を見てもらえば確実ですが、一応説明しますと、まずフィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸い取るか、水洗いをします。水洗い後は、完全に乾燥させてから再装着します。

最近除湿機の効きが悪いなと感じたらフィルターの掃除をしてみてください。

タンクの清掃

タンクの清掃

除湿機のタンクには除湿された水が溜まります。定期的に清掃しないと、カビやバクテリアが繁殖する恐れがあります。ずっと掃除をしないでヌメヌメしたタンクを放置してしまっては、せっかく部屋を除湿して快適な環境になったのに、除湿機自体が不衛生では本末転倒です。

掃除の頻度としては最低でも1ヶ月に一度は行ってください。もしくは満水時、水を捨てると同時にささっと掃除する習慣をつければ忘れることはありません。

掃除の方法ですが、タンクを取り外し、中性洗剤で洗浄した後、よくすすいで乾燥させます。

本体の外装の清掃

除湿機の外装も定期的に拭き掃除をしましょう。ホコリや汚れがたまると、放熱効果が低下し、性能が落ちてしまいます。また、除湿機についたホコリが風と一緒に室内に待ってしまう可能性もあります。

掃除の頻度としては1ヶ月に一度を目安に、ホコリや汚れに気がついたら掃除すると良いでしょう。

掃除の方法ですが、柔らかい布を使い、水または中性洗剤で軽く拭きましょう。水が内部に入らないように注意してください。

ドレンホースの確認

ドレンホースを使用している場合、詰まりや漏れがないかを定期的に確認しましょう。

掃除の方法としてはホースをチェックし、詰まりがあれば取り除き、汚れを洗い流します。

長持ちさせるコツ

以下に除湿機を長持ちさせるコツを説明します。

適切な設置場所

除湿機は風通しの良い場所に設置することで効率的に動作します。壁や家具から少なくとも20cm以上離して設置しましょう。

最適な設置場所は、部屋の中央です。中央に設置することで空気の循環が良くなり、短時間で効果的に除湿できます。中央は難しい場合もなるべく中央に近い場所が望ましいです。

また、窓やドアを閉めておくことで外気の影響を受けにくくなり、無駄なエネルギー消費を抑えられます。

部屋干しの洗濯物を乾かしたいときはその近くに設置するのも有効です。ここで注意してほしいのは、除湿機がカーテンや壁、洗濯物に近すぎると火災などの事故や故障などトラブルの原因となる可能性があるので気を付けましょう。除湿したい場所から30~40cmは離して除湿機を設置してください。

また、湿気は重力にしたがって低い位置にたまりやすいので、除湿機は台などの高いところには置かず、床に置いて使用すると効率よく除湿ができます

運転環境の管理

除湿機は過度な高温多湿の環境で使用すると負担がかかります。

真夏の暑い日は、帰宅したらまず窓を開けるなどして、できるだけ室内の温度や湿度を下げてから除湿機の運転を開始してください。除湿のための電気代も余計にかかることがないのでお勧めです。

エアコンも同時に運転させれば除湿機にかかる負荷も軽減することができます。

長時間の連続運転を避ける

除湿機を長時間連続で運転すると、モーターやコンプレッサーに負担がかかります。適度に運転を停止させ、休ませるようにしましょう。

除湿機にはタイマー機能が付いているものが多くあります。これを活用して、必要な時間だけ運転させることで負担がかかるのを防ぎます。

例えば、寝ている間や外出中はタイマーを設定してオフにするなど、効率的に運転時間を管理しましょう。

定期的な運転

逆に使わない期間が長いと、内部の部品が劣化する可能性があります。

定期的に短時間でも運転させることで、内部のコンポーネントが適度に動き、故障を防ぎます

異音や異常があれば早めに対処

異音や以上が発生した場合は、早めに対処することで、大きな故障を防ぐことができます。説明書を確認し、必要に応じてメーカーや修理業者に相談しましょう。

説明書の定期点検ガイドに従う

各メーカーが提供する説明書には、定期点検のガイドラインが記載されています。これに従って点検を行うことで、最適なメンテナンスをすることが可能です。

こちらも不明点などがあれば直接メーカーへ問い合わせてみましょう。

まとめ

今回は、除湿機のメンテナンス方法と長持ちさせるコツについて解説しました。

除湿機を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスと適切な使用方法が重要です。

フィルターやタンクの清掃、本体の外装の拭き掃除、ドレンホースの確認など、基本的なメンテナンスを怠らないようにしましょう

また、適切な設置場所の確保や運転環境の管理、長時間の連続運転を避けるなどの工夫も必要です。これらのポイントを守ることで、除湿機の性能を長期間にわたって維持し、快適な室内環境を保つことができます。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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